2008年01月31日

いざ渡米-23(鉄板焼き&寿司「FUJI」)

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海外での楽しみの一つに、現地での日本食レストラン巡りというのがある。刺身など、日本の寿司屋と比べてしまえばその差は歴然だが、その土地で入手可能なものを堪能するのも、一興。大いに楽しい。

ワシントン州にある小さな町の日本食レストラン。第3夫人候補と外食で出かけてみる。この店は鉄板焼きと寿司をウリにしている。各テーブルごとに鉄板がおいてあり、その周りに客が座る。

メキシコ人の料理人がフォークを空中に投げて取ったり、あるいはトングをクルクルと回したりといったパフォーマンスをしながらチャカチャカと手際よく具材を炒めていく。日本の鉄板焼きとは趣がやや違うが、こういう派手な演出のほうがこちらでは好まれるのだろう。

鉄板焼きが出来上がるまでの間、刺し盛りや握りをつまみながら現地で醸造したにごり酒を飲む。こちらの刺身、一つ一つが随分と大振りだ。果たして食べきれるだろうか。。。

「チミの写真を記念に撮ってもよいかね」と尋ねると、若いメキシコ人の料理人はハニカミながら快く了承。私の前でカッコよくポーズを決めてくれた。
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2008年01月30日

ウィンター・コスモス

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冬でも力強く咲くウィンター・コスモス。

見ていると、内側から元気がこみ上げてくる。
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2008年01月29日

いざ渡米-22(アメリカ人女性が作る朝の納豆定食)

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私のために納豆付の「朝定」を作ってくれるというので、私も大いに期待。多少はアメリカナイズされたものが登場するのだろうと思っていたが、ほぼ日本で食べるものと遜色のないものが出てくるではないか。

ご飯、豆腐の味噌汁、目玉焼き、ひきわり納豆、味付け海苔。。。調味料は、醤油、塩、胡椒を好みで。。。こんなに作ってくれて、ありがとう。

ここが日本でないことを一瞬忘れそうになる。。。
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2008年01月28日

「聚中縁餃子」(東京・八丁堀)

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横浜の曙町にあった「新旺飯荘」のマスター夫妻が先月、東京の八丁堀にある「聚中縁餃子」に移籍したので、横浜時代からよくしていただいたマスターの料理をまた味わおうということで会社帰りに立ち寄ってみることに。同店についてここのブログでは一度も記事としてアップしたことはないが、実は単独一献の帰り道、〆炭として頻繁に通っていた。

奇遇にも、私の会社はここからとても近く、徒歩で来れるぐらい。仕事は早々に切り上げて店に向かおうではないか。しかし、折角の機会なので、一人では寂しい。そこで、ここと相互リンクしている「横浜ほにゃらら日記」の管理人を務め、なおかつ横浜時代からこの店をこよなく愛してやまなかった泣く子も黙るアリーマ氏にもお声掛けをしたところ、幸いにもご同伴いただけるとの嬉しい返信。

夕刻、同店の最寄駅となろう都営地下鉄・浅草線の宝町駅の改札口で待ち合わせ。改札口はどうせ一つしかないだろうということでタカをくくっていたが、予想に反して2つある。上り線ホームと下り線ホームにそれぞれ小さな改札口があるではないか。案の定、アリーマ氏は反対側の改札口で仁王立ち。反対側同士で身振り手振りで意思疎通を行い、地上に出てから合流しようということに。

地上に出てからアリーマ氏に信号を渡っていただき、これでやっと合流。年が明けてからは初対面となるので深々と頭を下げて新年のご挨拶を行い、歩きながら互いの近況などを報告しあう。お年玉でも下さるのではと淡い期待を抱くも、残念ながらゲンコツが飛んできそうになるので、無駄な期待は破棄することに。私の体型でもって「お年玉くらはい」と可愛らしい声でお年玉をねだってみたところで、猫の生態を知り尽くしているアリーマ氏には猫なで声などという手法は一切通用しない。

屋号から察するに、ここは餃子が自慢の店であることが判る。そのほか、刀削麺、四川火鍋、点心類、一品料理などと豊富なメニュー群。私は中華関係では単独一献の場合だと、刀削麺、サンマーメン、焼き餃子といつも同じものばかり注文するため、いざ一品料理となると目移りしてしまい、一体どれがどれだか判らなくなってしまう。そんな私をもどかしく思ったのか、アリーマ氏は「こら、乙、何をモタモタしとる。これと、これと、これに決まりッ!」と一瞬で料理をお決めになる。さすがは中華のアリーマ氏。

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腸詰ソーセージ、海老炒め、小籠包などをつまみつつ、紹興酒をおある。酒量が増すにつれ、会話は互いのブログ記事やコメントをくださる読者、或いは相互リンクしているブロガーに関する内容に加え、互いの趣味の旅行やグルメ話にまで及ぶ。

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料理の最後を飾るのは、やはり唐辛子をふんだんに使った鶏の唐揚げ。鶏の量の数倍はあろうかと思われる唐辛子の量に圧倒されながらも、果敢に挑戦。さすがに完食には及ばない。

話は尽きないが、そろそろ横浜に戻る時間。帰り際、マスターが料理の手を休めて、ご丁寧に私たち二人を店の外まで見送ってくださった。
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2008年01月27日

いざ渡米-21(刺身とおでん)

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第3夫人候補者の自宅で、私が腕によりをかけて(?)日本の料理を披露。メニューは刺し盛りとおでん。

腕によりをかけてなどと妙に仰々しいが、刺し盛りなど単に日本食スーパーで売っている刺し盛りを皿に移しただけのはなし。おでんも出来合いのを温めるだけという極めてシンプルなもの。

夫人候補に酌の仕方を伝授。私のお猪口の酒が減りかけたら、すかさず両手でお酌をするように指導する。着物姿の和装美人のお酌もいいが、国籍の違う女性からのお酌も一味違う。感謝を持って杯を受ける。

彼女からすると、「男女平等をモットーとするアメリカの女性が、何で日本の小汚いオヤジにお酌しなきゃいけないのよぉ〜」といった心の叫びがあろうが、それは第3夫人としての大事な務めであるのだと諭す。
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2008年01月26日

イイギリの実

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あっ、ブドウだ、と思ったら、全く違うことに気づく。

春の終わりに花を咲かせ、秋や冬になるとブドウに似た赤い実の房をつける。
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2008年01月25日

いざ渡米-20(第7夫人候補とお見合い)

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ワシントン州にある小さな町の中心で営業している地中海料理店「The Jerusalem Cafe」を第7夫人候補者と共に訪ね、お見合いを兼ねた食事会を開く。

ハマスやババガヌーシュを前菜でいただき、メインは羊と鶏の炒め物をそれぞれオーダー。ここの店主は気さくで、この地でレストランを開くために数年前にレバノンから移住してきたという。風体はK-1選手のボブ・サップを小さくした感じ。小さくとはいっても、私の1.5倍はある。

店主は私が日本から来たと知ると、「じゃぁ、英語で汚いスラングは覚えたか」と訊いてくる。旅行や留学で日本人がアメリカに来るとまず最初にスラングから覚えることが多いため、私もきっとそうに違いないと一種の誤ったステレオタイプ的な思考回路が、彼の正常な判断を鈍らせたのかもしれない。

日本人留学生の低俗化には目に余るものがあるが、一方で、親元を離れて勉学に一生懸命励んでいる日本人も多くいることを忘れてはならない。一握りの留学生の粗悪な態度が原因で、他の日本人も同じ枠で捉えられてしまうことに悲しさを覚える。

で、肝心のお見合いはどうなったんだですって?あのぉ、あまり詳細については訊かないで下され。。。トホホ。。。
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2008年01月24日

アメリカンな土産-チリミックス

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チリ(または「チリコンカン」とも)は代表的なテクス・メクス料理の一つ。テクス・メクスの英語表記は「Tex-Mex」で、テキサスの「Texas」とメキシコの「Mexico」の頭の3文字をくっつけた造語。メキシコ風のアメリカ料理、或いはメキシコとの国境があるテキサス州独自の料理という意味合いがある。

材料を鍋に入れて炒め、最後にこのチリミックスを加えるとあっという間にチリの出来上がり。ちなみに、よくこれに豆が入っているのがあるが、私は豆が入ると途端に苦手になる。豆自体が嫌いなわけではないが、チリと合わさるとダメ。どうしても、お汁粉とイメージがダブってしまうようで、どうもイカン。

で、これはアメリカ人の舌に合うように作られたミックスなので、最後の最後で私の味覚に合うように粉末の唐辛子を大量に加えたことは言うまでもない。
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2008年01月23日

いざ渡米-19(ポートランド観光)

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オレゴン州やワシントン州はこの時期、日本で言うところの雨季にあたるため、日中でも太陽を見ることは滅多にない。朝から晩まで曇りか雨が続く。従ってこの時期、ポートランドを観光しても景色などの面で期待はできない。それでも折角の訪問なので、車でダウンタウンをグルッと回ってもらう。

ポートランドはオレゴン州最大の都市で、経済や金融の中枢。州都と勘違いされることがあるが、実際の州都とはポートランドから南に車で2〜3時間行ったところにあるセイラム(セーラム)。ポートランド市の面積は横浜市のそれよりやや小さく、人口も僅か56万人と横浜の6分の1に満たない。

肥沃な土地に恵まれ、雨季が長いことから至る所に森林がある。自然との調和が素敵な場所である。また、古くからバラの産地としても知られ、愛称の一つに「City of Roses」というのがある。
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2008年01月22日

いざ渡米-18(「The Grotto」の敷地内にある小動物園)

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いずれ式でも執り行おうと同意した私たち二人は、「The Grotto」内で飼育されている動物としばし戯れる。

夫人候補:「照明が暗いわね」
私:「牛だか馬だかロバだか見分けがつかぬが…」
夫人候補:「あの動物の背中の模様が十字架みたいだわ」
私:「まさに『聖なる牛』ではないか」
夫人候補:「おっほっほっほぉ〜」
私:「あっはっはっはぁ〜」

などと日本語では直接は意味が伝わらないおやじギャグを含めた会話をしたかどうかは記憶の外ではあるが、だんだんと二人の距離は縮まっていく。
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2008年01月21日

ろばた焼き「金と銀」(横浜・関内)

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比較的高級な部類に入るであろう炉辺焼きの店に立ち寄り、いつもの会社帰りの一献に興じる。

焼き物を一通り味わった後、最後は牡蠣焼きで〆る。一口いただく瞬間、牡蠣のプリッとした食感と焼きの香ばしさとが一体となる。
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2008年01月20日

いざ渡米-17(突然ですが、また、結婚します)

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しばらく空席だった第3夫人の座がようやく埋まることに。

写真はオレゴン州ポートランドにあるカトリックの聖地「The Grotto」にある「Chapel of Mary」内の正面部分。こんなチャペルでの挙式もいいだろうが、私はどちらかというと地味なものを求める。従って、小ぢんまりとした教会で少人数で執り行うのが乙さん流。

ただ、会場などを予約する時間はない。そう、即席だが、この場で二人っきりで挙げてしまおうか。それとも、日を改めるか。。。
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2008年01月19日

「鎌倉 美水」(鎌倉・小町)

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鎌倉の小町通りと若宮大路との間にある路地にある和食屋。

京風だしのうどんをすすりながら、紅葉の天ぷらに舌鼓を打つ。
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2008年01月18日

いざ渡米-16(ベトナム料理屋でお見合い)

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夫人候補との見合いをベトナム料理屋で挙行。

互いに意気投合し、趣味や料理の話で盛り上がる。先祖が北欧系のためか肉類が好物だという彼女と四本足の摂取を極力拒む私とではかなり対照的な組み合わせではあるが、それはそれとして、お互いの料理を箸とフォークで突っついて味見しあう。彼女がオーダーしたのはベトナム風鍋焼きビーフ。一方の私は海鮮と野菜の鍋焼き。彼女は箸の扱いもとても上手。

さすがはアメリカのレストランだけあって、量は結構ある。彼女のビーフはかなりの量があり、掘っても掘っても、鍋の底にタップリと肉片がゴロリ。食べきれないので半分ほどお持ち帰りすることに。明日の朝、レンジでチンして私の朝食に供してくれるという。私のは海鮮と野菜が主だったため、意外とアッサリめだったたので辛うじて完食。

ここでの互いの会話は、主に双方の趣味などについて。「して、ご趣味は?」といったように、まずは当たり障りがない会話から始まり、その後だんだんと意気投合し、共通して興味のある「食」や「料理」で大いに盛り上がる。そして最終的には会話は互いの「過去」なども含めた少々気恥ずかしい内容にまで。

何はともあれ、お見合いは無事に終了。
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2008年01月17日

ゲンカイツツジ

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中部地方より西に広く分布する落葉性の小低木。

花期は春なので、今は落ちかけた紅葉した葉だけを楽しめる。
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2008年01月16日

いざ渡米-15(「The Grotto」のロウソク祭壇)

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The Grotto」を訪れる多くの人が、祭壇への奉納のために販売しているロウソクを買い求める。ロウソク本体に願い事を書き込み、点灯して祭壇に奉納する。願い事とはいっても、自分のことだけではなく、家族や友人といった隣人に対する愛情に富んだ節が記されているのが特徴的。

「○○大学合格」、「美人になりますように」、「女の子にモテますように」、「お金持ちになりますように」といったものは、日本の寺社の絵馬でよく見かけるが、ここではその場限りで自分本位な祈願は皆無に等しい。あくまでも隣人への思いが主たる祈願の礎になっているという点で大きく異なる。「○○さんの痛みを分かち合えますように」、「自分がイラクに行くことがあっても、若い人が行くことがありませんように」、「隣人のために御名にかなうような行動がとれる人になれますように」といった具合。

このロウソク1本で、絵馬がいくつ買い求めることができるであろうか。結構な金額だったと覚えている。自分への祈願のためであれば多少の金額を投資しても絵馬を買い求めるが、他人のための祈願に対して高価なロウソクを買い求める日本人は多くはない。キリスト教が広く深く浸透している社会だからこそ、こうした粋な祈願ができるのかもしれない。

ただ、ここで気をつけなければならないことは、パウロも既に聖書にて警鐘を鳴らしている。パリサイ派的な祈りに通じるような善行は決してするべきではないと。。。おおよそ、人はこの世に実績を残したがるもの。そして、その実績を創造主ではなく人の目に留まることを執拗なまでに求めてしまう傾向にある事実にも、意識を傾注したい。他人に認められることばかりに固執することは必ずしも福音に沿った生き方ではないことを、被創造物である人間は推して知らねばならない。

ブッシュ大統領のイラク戦争のお陰でアメリカのイメージはガタ落ちだが、この国には隣人愛への畏敬の念はまだまだ奥深く根付いている。これこそが、アメリカを今なお魅力的な国としている大きな要因の一つなのではないだろうか。
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2008年01月15日

アセビ

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馬がこの葉を食べると苦しんで酒に酔ったようにもがくことから、アセビは漢字だと「馬酔木」と記す。

有毒の植物で、葉は煎じると殺虫剤にもなる。 ツツジ科の低木で、別名「あしび」や「あせぼ」とも呼ばれる。
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2008年01月14日

いざ渡米-14(「The Grotto」にある降誕シーン)

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オレゴン州のポートランドにあるカトリックの聖堂、通称「The Grotto」を訪ねる。

「Grotto」を辞書で引くと、洞穴とか岩屋といったような意味が登場する。その通りで、ここは大きな岩盤がくり貫かれて聖堂のようになっていることから、通称として「The Grotto」と呼ばれているだけで、正式名称は「The National Sanctuary of Our Sorrowful Mother」である。

ここの中心的なチャペルの一つでもある「Chapel of Mary」の前にある聖霊降誕、つまりイエスの誕生のシーンを人形で再現したレプリカがある。ライトアップされていて、しばらく眺めても飽きない。キリスト降誕のシーンやマリアの受胎の絵画と同様、とても厳かであり、また、人々に希望の光を与えてくれるものでもある。

たくさんの人が一目見ようと集まって来ている。片手に携帯を持ってカシャッと一枚撮っている。どこも同じだ。私はフラッシュが嫌いなので、手振れしないように身体を大仏よりもさらに硬直させる。全身が三脚になったつもりでシャッターボタンをムギュッと押す。暗いところでもISOは極力低く抑える私なので、手振れを覚悟でISO50、1/4秒、F2.8で撮る。

周りのアメリカ人が、この大仏男はフラッシュもたかないで撮る間抜けだ、といったような感じで私をチラリと見ているが、気にせずに撮ってみる。ちゃんと撮れているかどうか、モニターで確認していると、見知らぬ男が話しかけてくるではないか。

男:「貴殿が今撮った写真をモニターで拝見仕りたいのだが…」
私:「苦しゅうない。近こう寄って眺めるがよい」
男:「かように撮るためのコツを伝授願いたいのだが…」
私:「全身全霊で身体を大仏のように硬くするのが手振れ防止の秘訣」
男:「全身ということは下半身たる脚も含めてのことと察するが…」
私:「いかにも。三脚の要領といえば理解が早いかも知れぬ」
男:「な、なるほどぉ…」
私:「あっはっはっはぁ〜」
男:「かぁっかっかっかっかぁ〜」
私:「では、チャペル内に入るので、これにて御免仕る」
男:「うむ」

なんてアホは会話をしたかどうかは記憶の外のことではあるが、何はともあれ辛うじて見るに耐える一枚が撮れて満足。観衆の一人のシスターが胸で十字を切っていたのが印象的。
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2008年01月13日

いざ渡米-13(卵のスキレットで朝食)

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お見合い相手の夫人候補が早速、朝食を作ってくれる。料理が得意だという彼女は、テキパキと手際がよい。フライパンに多めのオリーブオイルを注ぎ、溶いた卵と野菜のみじん切りを使ってサッと作ってくれる。

卵の半熟加減とチーズのとろみがなんとも言えない。思わず朝からワインが飲みたくなるが、グッと堪える。朝からアルコールを摂取すると、その後はずっとダラダラと過ごしてしまい、何だか1日が無駄に終わる気がしてならない。。。
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2008年01月12日

いざ渡米-12(馬の手綱留め)

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ワシントン州のバンクーバー市は人口十数万人の小規模な町。ここの郊外を歩いていると、ふと足元に金属製の輪っかがあるではないか。歩道から車道に下りる段差の部分に埋め込まれたこの輪っかは何なのだろう。。。

調べると、100年以上前に実際に馬の手綱を留めるためのフックのような役割をしていたらしい。当時はまだ馬車での移動が中心だったので、頻繁に使っていたのだろう。。。

そ、そうだ。違法駐車の車をこの輪っかに特殊な器具でロックしてしまうのも面白いかもしれない。。。そんなこと考えているのは、私だけか。。。トホホ。。。
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