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先の建国記念日を含めた3連休の最終日、そこそこの日和に恵まれたので、金沢動物園の入園料が無料になるという予てよりの情報を頼りに訪ねてみることに。冒頭の写真は左から、絶滅危惧種のケニアボンゴ、可愛らしさが私とそっくり?なコアラ、そして手で枝から枝に移動するブラキエーションの手を休めてしばし物思いにふけているシロテテナガザル。
当動物園のサイトによると、左端のケニアボンゴは「ジャイアントパンダ、オカピ、コビトカバと並ぶ世界4大珍獣の一つで、関東では当園でしか飼育していません。(中略)現在、野生での生息数は100頭未満とされ、アメリカの動物園を中心に野生復帰が進められています」とある。身体の白い縞模様は森の中では保護色の役割をしており、現地の人でさえ見つけるのが困難なため「森の魔術師」とも呼ばれているという。
真ん中のコアラはユーカリの木の上に住む。餌もユーカリの葉ばかり食べることで知られる。一日の睡眠時間は20時間に上ることもあるため、活動しているコアラの姿を見ることは稀だという。最近、コアラの赤ちゃんが誕生したとのことだが、この個体が母親なのかどうかは不明。何かを大事そうに抱きかかえているかのようにも見えるが、腕の中までは見えない。そっと腕をどけてみたい衝動に駆られるが、動物の野生本能を刺激することもなかろう。
右端は何だか物思いにふけているかのように見えるシロテテナガザル。手足の先端部分が白色であることが、和名の由来だという。テナガザルの仲間には、歌を歌うような独特な鳴き声をあげるものがあるという。実際、あるサイトで「歌声」を聴いてみたところ、私のカラオケに匹敵するほどの歌いっぷりに、私もついつい感銘を受ける。

園内放送で象の調教が実演されると聞き、その時間ちょうどに会場に行ってみる。柵の前は大勢の人だかりであまり良く見ることはできないが、まぁ何とか自分のポジションを確保し、しばし調教の実演を眺める。
先日の日記でも記したが、象の足の裏はとても敏感で、常に手入れが必要だとの説明があった。小石が挟まったり何かの拍子で怪我などした場合、自らの体重を支えきれなくなってその場で動けなくなるということは、野生であればそれは即ち肉食獣の餌、死を意味することになる。
今回、金沢動物園を訪れたのは、横浜市営地下鉄の蒔田駅から徒歩3歩のところにある立ち飲み屋「場る」のお客さんから頂戴した情報がきっかけとなった。
蒔田駅の改札の右側にある階段を上って出口のすぐ右側に、立ち飲みの店「場る」はある。ここはかつて焼鳥屋「鳥秀」だったが、今では経営が変わり、スペイン料理とバーテンの心得がある若いご主人が一人で切り盛りしている。屋号の「場る」はスペイン料理の文化の一形態でもある「バル」に由来しているのではないかと、素人の私は勝手に想像している。
そんな「場る」で、いつものようにカウンターの隅っこで一人寂しく日本酒のグラスを傾けていたとき、たまたま隣にいらした若い女性のお客さんから、金沢動物園が3連休の間、入園料が無料になり、加えて同園では最近、コアラの赤ちゃんが誕生したという情報を頂戴した。この情報がきっかけとなって、たまの3連休ぐらい、どこかに出かけないと、ということになった。
そのお客さんとはそれ以来、一度もお会いしていないし、その方のお名前も存じ上げないが、貴重な情報を頂戴したことに対し、この場にて感謝申し上げる次第。